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兜町・茅場町の楽しみ方
兜町・茅場町の楽しみ方

2022.09.20

兜町・茅場町の楽しみ方

VOL.01 8:00 am - 1:00 pm

ここ兜町に足を踏み入れたら、どのような時間が流れ、どんな体験が待っているのだろうか。街の楽しみ方というのは当然、その時間帯によって彩られ方が大きく変わるに違いない。その時間に浮遊している文脈も異なってくる。そんなことを考えながら、今回は編集部のおすすめとして朝から昼にかけての兜町の楽しみ方を提案します。

8:00 am

モーニングからディナーまで開放的で居心地の良い空間で楽しめる「KNAG(ナグ)」。墨田区本所と渋谷の中心地に展開するグローサリーショップ「Marked」などを展開する石渡康嗣さんが手がけた同店は「カフェを通じて街にコミュニティをつくる」という想いのもと、2021年12月に開業しました。KNAGとは「コート掛け」を意味し、肩の力を抜いて、誰もがほっと一息つける場所として街に馴染んでいます。
朝早めに兜町に来た時には、ここでメールチェックなどしながら人気の藻塩バタートーストのセット(350円)をオーダー。大きな窓の近くの席に座って、色とりどりのマグカップに注がれた淹れたてのホット・カフェラテがよく合います。仕事に向かう人、ジョギングする人、ベビーカーをゆっくり押して歩く人。それぞれの朝を眺めながら、ふと、自分はどんな一日にしようかと考えてみたりするのに最適な場所です。

KNAG 103-0026 東京都中央区日本橋兜町7-1 KABUTO ONE 1F

10:00 am

茅場町方面へ少し歩いてみると、オフィスビルの建物に囲まれた果物屋さん「 IMANO FRUIT FACTORY」が見えてきます。ここは1952年、戦後間も無くフルーツ販売を行う「いまの果実店」として開業した老舗。同店の人気商品であるフルーツサンドイッチは、当時証券会社の設立により街に増えたビジネスマンのために考案されたと言われています。2003年、店名を IMANO FRUIT FACTORYとし、時代の流れに合わせてフルーツサンドや旬のフルーツを使ったスムージー、ケーキなどが並ぶようになりました。
名物のフルーツサンドにも惹かれるけれど、爽やかな季節のフルーツスムージーを飲みながら、もう少し街歩きをしてみるのも良いかもしれません。

IMANO FRUIT FACTORY 103-0025 東京都中央区日本橋兜町1丁目4-7

11:00 am

とある週末、「K5」の前に人の輪ができているのが見え、少し立ち寄ってみることに。。ここでは、植物やお花、雑貨等を扱う専門店と協力したポップアップストアが定期的に開催されています。この日は「POP-UP STORE by Cnot flower. & Canako Inoue」という、オリジナルテキスタイル+花をテーマとした店舗がオープンしていました。
限定的にオープンする店舗では、新しい感性をもつクリエイターと出会うきっかけになるかもしれません。切花や植木鉢を買ったり、雑貨を見たり。カジュアルにお買い物を楽しんで、良い気分転換にもなりそうです。ちょっとした出会いから、日常の中に植栽やお花を取り入れる機会になれば良いですね。

K5 103-0026東京都中央区日本橋兜町3-5

12:00 pm

日本橋兜町は、運気がアップするスポットが点在することでも知られています。ここ「KABUTO ONE」の1階に設置されているのは、この地にゆかりの深い「赤石」。これは「佐渡の赤石」と呼ばれ、渋沢栄一が縁起石として生涯大切にし、様々なポジティブな力を得ていたとされるそう。この赤石の触感を確かめながら、頭上に浮かぶデジタルサイネージ「The Heart」に映し出される兜町の歴史と重ねてみても面白いかもしれません。

KABUTO ONE 103-0026 東京都中央区日本橋兜町7-1

1:00 pm

「KABUTO ONE」の3階に入る「Book Lounge Kable」は、お金や暮らしにまつわる多くの書籍と緑あふれる癒しの空間に包まれ、カジュアルダイニングも備える新しい形のブックラウンジ。約220坪の大空間で知的好奇心を刺激する書籍に触れ、読書をしたり作業に集中したり、時にはイベントにも活用できるフレキシブルなラウンジです。(※ ランチ利用以外の場合、入場料がかかります。)
集中して仕事に打ち込むか、普段は読まない金融関連の書籍を手に取ってみるか。お腹が空いていれば、美味しいランチメニューや軽食も充実しています。各々の午後を楽しめる静かなブックラウンジは、この街の密かな人気スポットなのです。

Book Lounge Kable 103-0026 東京都中央区日本橋兜町7-1 KABUTO ONE 3F

明治の時代より「コト始めの街」とも呼ばれてきた兜町。1日の始まりに訪れてみると、楽しいコトが起こるかもしれませんね。

Text : Kohei Okura

Photo : Naoto Date, Tomohiro Mazawa